ほっこり本の会~平安時代の秋を感じる~

日時

2017/10/01
10:30 - 12:00

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朝晩は肌寒くなりすっかり秋めいてきましたね。

10月のほっこり本の会は多布施河畔公園にて親子で和歌(後撰和歌集)を楽しみます!

和歌が盛んだった平安時代の人たちは、季節への細やかな想いがあり七夕には立秋の儀式を行っていました。

七夕と聞けば現代では夏のイメージしかありませんが、平安の時代は秋でした。

和歌が盛んだった平安時代の人たちは、季節への細やかな想いがあり七夕には立秋の儀式を行っていました。

野外に糸を張り、そこに裁縫上達などを祈願し、色とりどりの布や着物を干していました。

その風情ある光景を衣や五色の布を干して再現したいと思います。

大人たちは秋の和歌を語り合い、子ども達は秋の野の花やどんぐりなどを服につけたり、虫の声を聴いたりして、秋を感じて季節を楽しんでみましょう。

衣は家でデコレートしてきてもよいし、その場で秋の風物を紐や瞬間接着剤でつけてもよいですね。

完成したらファッションショーもしましょう!

   

後撰和歌集とは
平安時代天皇の命で作られた8個の勅撰集の一つです。清少納言の父ら梨壺の五人によって作られた和歌集です。整然として理知的な古今和歌集に比べると少しくだけたダイナミックな和歌集ですが、感情の自由な動きがあり親しみを感じるような和歌集です。
その中の秋の和歌:七夕から虫の音までの秋の始まりから紅葉にかけての和歌群を読みます。

天の川の流れに自分の想いを寄せた恋のピークのやり取り~ひぐらしがなく恋の終わりの孤独へと変化する物語や、夏の生命の燃焼~秋の命の終わりが見えて行く季節の変化を追っていきます。

伊勢物語や大和物語などの様々な物語が隠された歌たちです。

その中に平安時代の無常と慈しみの思想が見えてきます。その中で自分の心や人生を重ねて心を解放してゆけたらと思います。

 

 

日時:10月1日(日)10:30~12:00

その後、自由に解散(お弁当を持って来て午後からは公園で遊んでも良いですね)

場所:多布施河畔公園(遊具近くの木の下辺り)

参加費:200円(※別途服が欲しい方は200円)当日に集めます

内容:オヤモコモに和歌(コピーした資料)と衣(欲しい方)を事前に取りに行ってもらい事前に和歌を読んでおきます。自分の人生を重ねて読んでもらっても良いですし自由に感じてもらって大丈夫です。当日は和歌に詳しい佳奈さんに解説をして頂くので分からなくても問題ありません(^^♪  

 

 

前回の春の和歌の会では和歌初心者のお母さんたちが、こんなに綺麗な言葉があったのね、とか、和歌の心に自らを重ねて色々な人生の打ち明け話をしたり、お母さん同士の絆が深まった会でした。
ふだん育児にかまけて、自分の心には蓋をしがちがお母さんたち、和歌の中に心を解放して、ゆっくりのんびり過ごしましょう。

今回も和歌の世界を楽しんだ後は、お母さんたちが自由に語らう時間を設け、育児に追われ蓋をしていた心を自由に解放して楽しみましょう(^^)/

友達作りに、子どもを遊ばせに、心を開放しに等、気楽に楽しんでみませんか?(^-^)

 

 

 

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