コミュニティの存在は素晴らしい!しかし…、卒業の時がやってきました。【前編】

2012年2月の雪の日にオープンしたオヤモコモ。

私自身が求めていた場所を自分で創ろうと決意して、場所を探して賃貸契約をし、リフォーム代は初めて自分の名義で融資を受け、足りないお金は親にも借りて、そしてスタートラインに立った5年半前。

オヤモコモという名前には「親も子もが笑顔で集える場所にしたい!」という想いを込めました。

私自身その時はまだ3番目は2歳で、上には7歳、10歳の3人の子が居て、子育てでとても忙しい時でしたが、子育てをしてきて、何かが足りない、もっと笑顔で子育てが出来るきっかけとなる出逢いの場所が足りない、とずっと思っていたので、後先考えずにスタートしました。

今そこから5年半が経って、子どもたちも2歳は2年生へ、そして6年生、中3と成長して、私も気付けば40歳。

社会から離れて子育てをしていると、人と交わる機会がいっきに減ります。頑張って、公園や支援センター、サークルに行っても、私は何だか心が満たされることがなく、悶々と日々を過ごしていました。

「妊娠・出産が出来て、母になることが出来て、それで充分じゃない?」と思うけれど、

「子どもたちに必要とされる今は、自分の時間が取れなくて大変だけど、幸せな時なんだから」

と思うけれど、

でも、「今の社会に何かが欠けている」という直感は当たっていて、私は自分で創った「オヤモコモ」で、その足りなかった「人と出逢い、関わる機会」にたくさん恵まれるようになり、毎月の支払いの苦労は絶えなかったけど、

それでも、人はこうやって生きている幸せを感じ、活かし活かされる関係、そして困った時には手を差し伸べ合える関係、誰かの幸せを願うこと、一緒にワクワクしながら何かに挑戦すること、など、どれも家で主婦、子育てをしているだけでは味わえなかった喜びをたくさん味わえるようになりました。

私だけでなく、オヤモコモで出逢ったたくさんの子育て中の女性に、「オヤモコモでたくさんのお友達が出来た」とか「オヤモコモに来ていなかったら今頃どうなっていたのかな…」、「オヤモコモがなかったら出会えなかった人がたくさん居る」ということを言ってもらえることが多く、本当にこういう出逢いのきっかけとなり、そしてその関係を育めるコミュニティの存在はとても素晴らしい!!と心から思っています。

そして、月日が経つ中でたくさんの理想と現実の間で揺れ動く気持ちがあり、理想に向かってトライしてきたけど、

自分の心に正直に生きることを選択します。

私はコミュニティのリーダーを卒業することを決意しました。
そして誰かにその役割のバトンを渡すことが出来れば一番理想のカタチだと思っています。

私がコミュニティの運営が出来なくても、継続出来る方法を模索しています。

普通の主婦だった私が、こうしてオヤモコモを通して成長させてもらい、最初には全く見ることの出来なかった大きな夢を今は描けるようになりました。オヤモコモと共に大きな理想をカタチにしていきます!

 

(後編に続く….)


山下ちはる